very, so, really... 強調して伝えたいときの便利な表現をマスターする!


英語で会話をするとき、言いたいことを強調するための表現は数多くあります。

今回はその中でも、特に使われることが多く、かつ覚えやすい表現を、例文とともにご紹介していきます。

それぞれの言葉のもつニュアンスや使い方をマスターして、より豊かな表現力を身につけましょう!




■ very

very+(形容詞)または(副詞):とても~

very +(形容詞)+(名詞):とても(形容詞)(名詞)


話し手の意見というより、客観的な判断をもとに強調する表現になります。ビジネスやフォーマルな場面でもよく使われます。


【例文】

・He talks very fast. 彼はとても早く話します。

・That is a very old building. あちらは非常に古い建物です。

・They are very important clients. 彼らはとても重量なクライアントです。

・The suite room was very comfortable. スイートルームはとても快適でした。



■ so

so+(形容詞)または(副詞):とても~


カジュアルな会話でとてもよく使われる表現で、個人的な感想を伝えることができます。

また、相手に共感を求めるニュアンスもあり、相手と共有している情報・事実をもとにしていることがポイントです。

例えば"Jack is so smart."(ジャックはとてもスマートです。)という時、相手もJackという人を知っていて、共感を求めるように話していることになります。


【例文】

・I’m so sorry. 本当にごめんなさい。

・That puppy is so cute. あの子犬はすごく可愛いね。

・The roller coaster was so thrilling. ジェットコースターは本当にスリリングだったね。

・He is talking so loud on the phone. 彼は電話でとても大きい声で話しています。



■ really

really+(形容詞)または(副詞):本当に~

really+(形容詞)+(名詞):本当に(形容詞)(名詞)


「本当に」と強調したいときに使える、話し手の気持ちが伝わってくる表現です。"I really hope so."(本当にそう願います。)や"He really likes Jane."(彼は本当にジェーンのことが好きです。)のように、動詞を修飾する時にも使われます。


【例文】

・She looked really happy. 彼女は本当にうれしそうでした。

・The athlete tried really hard to win a medal. その選手はメダルをとるために一生懸命努力しました。

・My grandmother has a really beautiful garden. わたしの祖母はとても綺麗なお庭を持っています。

・He is a really talented movie director in Japan. 彼は本当に才能のある日本の映画監督です。



■ too

too+(形容詞)または(副詞):~すぎる

too+(形容詞)(名詞):(形容詞)すぎる(名詞)


程度が大きすぎることをネガティブなニュアンスで伝えるときには"too"を使います。適度な範囲を超えていること、必要以上であることを表現したいときに便利な表現です。


【例文】

・That’s too bad. それは本当に残念です。

・It’s too cold in this room. この部屋は寒すぎる。

・There were too many people in the station. 駅には人があふれていました。

・He's drinking too much beer these days. 彼は最近ビールを飲みすぎている。



■ much

much+(比較級):ずっと~


形容詞や副詞の比較級を強調したいときには、"much"を使います。比較級では"very"や"so"は使えないので、注意しましょう。


【例文】

・I’m feeling much better today. 今日はずっと調子が良いです。

・My brother is much taller than me. 弟は私よりずっと背が高い。

・This shelf is much more expensive than others. この棚は他よりずっと値段が高い。



■ such

such a +(形容詞)(名詞):なんて(形容詞)(名詞)


suchを使う時は、形容詞+名詞が後に続くことに注意しましょう。会話では主語+動詞を省略して伝えることもよくあります。


【例文】

Such a wonderful day! なんて良い日なんだろう!

・Your husband is such a nice person. あなたの旦那さんはなんて良い人なんでしょう。

・The actress was wearing such a gorgeous dress. その女優はとても豪華なドレスを着ていました。


また、名詞が複数形のときは、"a"をつけないことにも注意しましょう。

・You have such adorable children. なんて可愛い子どもたちなんでしょう。

・This city has such tall buildings. この町にはとても高い建物がたくさんあります。




今回は、強調したいときに使える便利な表現を、使い分け方とともに解説いたしました。

いつもveryやreallyばかり使ってしまうという方は、他の表現を覚えておくと、英会話の場面でよりスムーズに伝えられるようになります。

是非ご活用ください!

English with Mari

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