英文の基本ルール
外国の方と会話をしたり、英語で日記やメッセージを書いたりするときに、文章の作り方がわからず、いつも悩んでしまう・・・
そんな方のために今回は、英文を作る上で知っておきたい、基本のルールをお伝えいたします。
1.主語+動詞が英文の基本形
英文を作るときには、主語(「誰が」「何が」)と動詞(「動作」「状態」)が基本となります。
《例》I work. (私は働く)/ My dog runs.(私の犬は走る。)/ The shop opens. (その店は開いている。)
ただし、これだけで文章が終わることはほとんどなく、大抵は修飾語が後ろに続くことで、意味のある文章になります。
《例》I work at a publishing company. (私は出版社で働いています。)/ My dog runs fast. (私の犬は速く走ります。)/ The shop opens from 9am to 7pm. (そのお店は9時から7時まで開いています。)
2,多くの動詞は「目的語」が後ろに来る
1で紹介したのは、最もシンプルな文章の作り方でした。後ろに何も言葉が続かなくても、文章として成り立つ動詞(「自動詞」)が使われています。
ただし実際には、多くの動詞が後ろに「目的語」をつける必要があります(「他動詞」)。
《例》
I like. (私は好きです。)→ 何を?→ I like tennis.(私はテニスが好きです。)
I will call.(電話します。) → 誰に?→ I will call you.(あなたに電話します。)
We visited.(私たちは訪れました。) → どこへ?→ We visited Milan.(私たちはミラノを訪れました。)
このように、基本の型は『主語+動詞(自動詞)+修飾語』または、『主語+動詞(他動詞)+目的語(+修飾語)』となります。まずはこのベースとなる部分をおさえておきましょう。
その上で、英語学習者さんが悩みやすいポイントについても、併せてご紹介しておきます。
3,「時」より「場所」が先に来る
文章を作るときに迷いがちですが、先に「時」、次に「場所」という順番を覚えておきましょう。
《例》
I arrived here at 10:30.(私は10時半にここに着きました。)
They have lived in Hawaii for 3 years.(彼らはハワイに3年住んでいます。)
We had dinner at a Korean restaurant last night.(私たちは韓国料理屋で昨夜夕飯を食べました。
4,後に来る名詞を修飾する形容詞の順番
後に来る名詞を修飾する「形容詞」の順番については、こちらを参考にして、文を作ってみましょう。
数量(two, some, many)→主観(good, beautiful, easy)→サイズ(small, short, long)→年(young, aged, new)→色(white, pink, green)
《例》
She has two cute small cats.(彼女は可愛くて小さな猫を2匹飼っています。)
I bought some beautiful red flowers.(綺麗な赤い花を何本か買いました。)
We saw a handsome tall young man.(私たちは若くて背の高いイケメン男性を見かけました。)
【Quiz】
次の文を英語にしてみましょう。
1,彼はスペイン語を話します。
2,先週ジムでポールに会いました。
3,東京は昨日雪が降りました。
4,大きくて青色の新車が欲しい。
↓ ↓ ↓
【答え】
1,He speaks Spanish.
2,I met Paul at the gym last week.
3,It snowed in Tokyo yesterday.
4,I want a big new blue car.
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