形容詞：名詞を修飾する言葉

形容詞は名詞を修飾する、つまり、「どのような状態なのか」「どのような特徴があるのか」「どれを指しているのか」等をくわしく伝える言葉になります。

例文の中で見ていきましょう。

・I am happy. 私は嬉しいです。

・He is busy. 彼は忙しいです。

これらの文章では、I（私）はhappy（嬉しい）、He（彼）はbusy（忙しい）というように、主語となる名詞がどのような状態や気持ちなのかを伝えています。

・I have a gray rabbit. 私は灰色のうさぎを飼っています。

・She bought a cotton shirt. 彼女は綿のシャツを買いました。

これらの文章では、rabbit（うさぎ）はgray（灰色の）、shirt（シャツ）はcotton（綿の）といったように、目的語となる名詞にどのような特徴があるのかを伝えています。

形容詞の位置は、主に①名詞の前、または②be動詞の後になります。例文の中で見ていきましょう。

まずは、形容詞が修飾する名詞の直前にくるパターンです。

形容詞＋名詞（※a, that, some等は形容詞の前に入ります）

・I want a new bicycle. 新しい自転車がほしいです。

・That young woman is Ms. Harris. あの若い女性がハリスさんです。

・A tall building is next to my apartment. 背の高いビルが私のマンションの隣にあります。

・We had some Mexican food last night. 昨日の夜メキシコ料理を食べました。

次に、形容詞がbe動詞の後に続くパターンです。

名詞（主語）＋be動詞＋形容詞

・It is easy. それは簡単です。

・They are right. 彼らは正しい。

・Emma was sick yesterday. エマは昨日体調が悪かった。

「とても」等と強調したいときには、形容詞の前にso, very, pretty等が入ります。

・These lilies are so beautiful. これらの百合はとても綺麗です。

・It is very humid in Tokyo today. 今日の東京はとてもジメジメしています。

・The test was pretty difficult. その試験はかなり難しかった。

２つ以上の形容詞が並ぶときは”and”でつなげます。この時、A and B／A, B and C／A, B, C and Dといったように、最後の２つの間にだけ”and”をつけます。

・This dessert is sweet and sour. このデザートは甘酸っぱい。

・My suitcase is red, small and light. 私のスーツケースは赤くて小さくて軽いです。

これらの文章では、主語の名詞と形容詞の間にイコールの関係が成り立ちます。つまり、They（彼ら）＝right（正しい）、This dessert（このデザート）＝sweet and sour（甘酸っぱい）等となります。

カッコ内の言葉を並べかえて、文を完成させましょう。（※答えは最後にあります！）

1, I need ( boxes / round / some ). 丸い箱がいくつか必要です。

2, ( Susan / quiet / is ) these days. スーザンはこの頃おとなしいです。

3, These chairs ( heavy / are / very ). これらの椅子はとても重いです。

4, I’m looking for ( sweater / a / wool ) . ウールのセーターを探しています。

5, ( That / building / white ) is the city hall. あの白い建物が市役所です。

6, She asked me to ( spacious / a / book / room ). 彼女に広々とした部屋を予約するよう頼まれました。

7, The candidate ( cheerful / and / smart, / friendly / was ). 志願者はスマートで明るく、親しみやすかった。

8, ( new / Their / pretty / is / popular / song ) among young people. 彼らの新曲は若者の間でかなり人気があります。

2023.04