英検1級2次試験(面接)レポート
「英語講師として、いつか英検1級を取得したい!!」
という、自分にとってはとても大きな目標をたてて以来、
何度かの挑戦の末、無事に目標を達成することができました!
「英検1級の面接ってどんなかんじ?」と気になる方もいらっしゃるかもしれないので、当日の様子や流れ等、こちらでレポートさせて頂きます。
【受付~控室で待機】
集合時間(14時)の30分弱前に会場到着。受付で渡された指定の袋にスマホを入れ、控室で受検カードを2枚記入。その後は参考書を見たり、ぼーっとしたり、トイレに行ったりして過ごす。
集合時間からさらに30分位経った頃、スタッフの方に案内されて、面接室の前に移動。
【面接室に入ってから開始まで】
面接室の前で20分程さらに待った後、部屋(教室)の中に呼ばれる。
部屋の奥に試験官の方が2人(ネイティブ+日本人)、手前に自分が座る席、横にタイムキーパー(日本人)の席があり、机の上にはカードが裏返しで置かれている。
【面接開始】
日常会話(約1分)
受検級と名前の確認の後、簡単な自己紹介。英語講師をしていると話したら、教える仕事が好きか聞かれる。その他、趣味についても質問されて、答えに対してさらに質問される。
スピーチ(3分間)
1分間で5つのトピックから1つを選択。4つ目まで見た段階で、練習したものや得意なものがなく、焦りかけたところで、5つ目が自分の興味の対象だったため即決。そこからすぐに具体的な内容を考えたけれど、1つしかアイディアが浮かばないまま準備時間が終了。
→2分間のスピーチ開始。トピックは(記憶している限りだと)「若いうちに食の栄養に関して学ぶことは重要か?」。まず、重要であるという主張を述べた後、1つ目の理由として、現代では食材、調理法ともに選択肢が増えているため、子どものうちに教わる機会があると良いことを話す。
2つ目の理由が出てこなかったため、アレルギーに関する問題を話すものの、後から考えると栄養というトピックから脱線してしまった気がする・・・。でも何も話さず黙り込むよりは良いので、思いつかなかったのだからこればかりは仕方ない。
Q&A(4分間)
日本人とネイティブの試験官から、2問ずつ、計4問質問される。
特にネイティブの方は、眉間にしわを寄せながら、私のスピーチに対して反論するような内容の質問を立て続けにされる。一旦その事実も確かにあることを受け止めた後、食育の取り組みや、全て完璧にするのではなくバランスが大切ということ等、自分なりの主張を展開したところ、最後は少し笑顔でうなずいてくれたので一安心。
【面接終了~退室】
4問目の質問に答え終えた時点で、面接終了を告げられる。
"Have a nice day." "You, too."の挨拶をしながら、荷物を持ってそのまま退室。スマホを入れていた袋を回収袋に入れて、試験会場を後にする。
振り返って思うこと
一部同じ単語ばかりくり返してしまったことや、一文が長くなりすぎる傾向があったこと等、反省点は山積み・・・。
でも、自信がなくてもとにかく大きい声とアイコンタクトで、肩を抜いた自然なコミュニケーションをとろう!という目標は達成!!
そして何より、幼少期から関心を持ってきた「食」についてのトピックが出たことで、語彙や文法はさておき、主張内容は次々と湧いてきて、途中で止まることなく話すことができた。
結果
「スピーチ」や「発音」等、4つの分野すべてで、10点中9点をとることができました。
期待していた以上のスコアだったことは素直に喜びつつ、今後は自分の得意なトピック以外でも、スムーズにコミュニケーションがとれる力をつけておきたいと思っています。
以上、英検1級面接レポートでした。
「どんな対策をしたか知りたい!」「1次試験はどんなかんじ?」「TOEICと英検、どちらに挑戦すべき?」等、ご質問があれば、お気軽にご連絡ください^^
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